流 相馬

アクセスカウンタ

zoom RSS ジュラシック・ママ その41

<<   作成日時 : 2005/12/19 23:14   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 1 / コメント 4

ジュラシック・ママ その40」について
現場は凄惨を極めていた。
あちこちに食いちぎられた手足が散らばっていた。
頭部が半分食いちぎられた警官を見た難田は目をそむけた。

神田 「こりゃ酷い、・・・」

難田 「とんでもない奴と戦ってたんだな、・・・
    勇敢な連中だ、・・・」

難田は無表情な車椅子の凶次を見た。

難田 「凶次、お前、こういうの見ると興奮するんだろ?。」

凶次 「・・・今は、・・・」

難田 「え?、・・・」

凶次 「今は、なにも感じません、・・・」

難田 「恐怖もか?。」

凶次 「・・・ええ、何も感じないんです、・・・」

難田 「・・・そうか、・・・あの恐竜、不良少年を更正させた
    後、何処にいっちまったんだろうな。」

凶次 「僕が出所したら、捜索に協力させて下さい、
    お願いします!。」

凶次は深々と頭を下げた。

難田 「お前さんは更正施設送りだろうな。ま、しっかり更正して
    来いや。」

現場は救急車やパトカー、警官、医者、看護師、患者等でごった返していた。

神田 「あのゾンビ達も動かなくなりましたね。」

男  「あのドラキュラが操ってたんでしょ。操れる範囲が限定
    してたんで、上の階までゾンビ達は来られなかったんで
    しょう。」

難田 「詳しいな、あんた。」

男  「いや、なんとなく、そう思っただけなんですけどね。」

その考えは当っていた事が後日判明する。^^;

難田 「ところで、・・・この病院は閉鎖されるようだ。
    あんた、どうする?。」

難田は男に話しかけた。
周りには身寄りのないご老体の患者が、行き先を失い、呆然としていた。

凶次 「ここ以外にも病院、ありますよ。」

難田 「ここの連中が差額ベッド代払えるわきゃない。
    半分はボランティアが引き受けるだろうが、・・・」

神田 「・・・後は行き場所無いですね、・・・
    彼ら、この冬越せるかどうか、・・・」

男  「・・・私も、行き場所無いです、・・・」

難田 「・・・まあ、俺がなんとかするか、・・・」

ということで、・・・

パパ 「ええ!、何で私が浮浪者を?、・・・」

難田 「まあ、まあ、そう言わずに、お願いします!。
    これこの通り。」

難田は頭を深く下げた。

パパ 「・・・しょうがないですねぇ、・・・でも大丈夫なんで
    しょうか?。
    暴れたりしません?。」

難田 「なにかあったら、連絡して下さい。」

そんなところに、茂が帰ってきた。

パパ 「おかえり。」

茂は黙ったまま、自分の部屋に行ってしまった。

難田 「まだショックから立ち直れないんですか?。」

パパ 「ええ、・・・実は私もです。」

パパと茂はここのところ、話をしてなかった。
翌日、男がやって来た。

難田 「一応、名前が「星」ということらしいです。」

星  「星です。どうか宜しくお願いします。」

パパ 「ああ、どうも、・・・屋根部屋を整理しておきました。」

難田 「しかし、・・・星、ねぇ、・・・似たような名前の奴しってるけどね。」

・・・ぽっぽち?・・・^^;

難田 「とりあえず、何かあったら連絡して下さい。」

パパ 「あ、はい、・・・じゃあ、部屋に案内しますね。」

という事で、3人の共同生活が始まった。
翌朝、茂はまな板と包丁の音で目覚めた。

茂  「かあちゃん?、・・・」

星  「あ、おはようございます。目覚めました?。」

茂  「・・・・・・・・・・・・・」

パパが目覚める頃には朝食の用意が整っていた。

パパ 「おお!、これは凄い、・・・玉子焼き、焼き魚、おしんこ、味噌汁、」

星  「海苔が無かったので、わかめの味噌汁にしました。」

パパ 「これは、どうも、・・・しかし、まめなんですね。」

星  「いやぁ、お世話になってますので、これくらいは、・・・」

パパ 「茂も食べなさい。」

茂  「いらない、・・・」

そう言うと、茂は炭酸飲料をラッパ飲みした。

星  「こら!、こんな物朝から飲むんじゃない!。」

星は茂から炭酸飲料をひったくった。

茂  「なにすんだよ!、返せよ!。」

星  「大人に向かってなんて口きくの!。」

男の剣幕にパパは唖然としてしまった。

パパ 「まっ、まあまあ、・・・」

星  「ちゃんと食べるまで、学校へ行かせないわよ!。」

茂  「ふざけんなよ!、居候のくせに!、・・・」

星  「なんですって!、・・・それが大人に対する口のききかた?!。」

男は茂のほっぺたをつねり上げた。

茂  「いててててぇ〜!。」

茂は男の手を振り解くと、その場から逃げた。

茂  「バカやろ〜!、お前なんか大嫌いだぁ!。」

そういうと、鞄を手に、さっさと学校へ行ってしまった。

星  「・・・・はぁ〜、・・・・」

パパ 「・・・あ、・・・まあ、・・・徐々に慣れれば、・・・」

星  「・・・御免なさいね、・・・ついつい手が出てしまって、・・・」

パパ 「え!、・・・いや、・・・こちらこそ、折角の朝食を、・・・」

男二人、押し黙ったまま、朝食を食べていた。^^;

                                  続く^^;

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(1件)

タイトル (本文) ブログ名/日時
ジュラシック・ママ その42
「ジュラシック・ママ その41」について 放課後、茂が下校の準備をしていると、 ...続きを見る
流 相馬
2005/12/27 01:23

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
こんにちは。わたしもこの冬、越せるかどうか・・・。(笑)
さくら
2005/12/20 15:16
さくらさん、こんばんは^^。
いやぁ、寒いですねぇ。
なんでも、大河童が来るそうで、マイナス40度の、・・・(汗)
冬眠します?。
流 相馬
2005/12/21 00:21
こんばんは。あははは 大巨獣ガッパですか・・・。それは大変ですね。(笑)(こどもを捜しに来たのかな。)(笑)
さくら
2005/12/21 00:47
さくらさん、こんにちは。
大巨獣ガッパ
友達が20回くらい映画館へ見に行ってました。
山本陽子を見に。(笑)
流 相馬
2005/12/21 12:42

コメントする help

ニックネーム
本 文
ジュラシック・ママ その41 流 相馬/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる