流 相馬

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zoom RSS ジュラシック・ママ その57

<<   作成日時 : 2006/02/04 17:40   >>

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ジュラシック・ママ その56」について
目の前に現れた人影はゆらゆら揺れながら、次第に形を成していった。
やがて、はっきりとした形になった。

和  「おぬし達、何者だ!。吾が結界に入り込んだと思ったら、
    何時の間にか、逃げ出しておるとは。」

橘  「お前こそ、何者なんだ?。」

難田 「それよりも、ここで何をしている?。」

和  「おぬしらに関係無い事。」

羅利男「僕達を一体どうする気ですか?。」

和  「おぬしらは、厄介な能力を有しておる故、事が済むまで、
    ここに留めおく。」

難田 「事?、事ってなんだ?。」

和は難田の質問には答えず、難田に近づいた。

和  「・・・おぬしではない、・・・」

次に羅利男に近づいた。

和  「・・・おぬし、・・・特別な力を持っているようだな、・・・だが違う。」

橘の前に来た。

和  「・・・どうやら、おぬしのようだ、・・・」

橘  「俺?、いや、私?、・・・がどうかしました?。」

和  「おぬし、・・・しかし、・・・吾の好みではない。」

難田 「おい、橘、なんか知らんが嫌われたな。」

橘  「そういうあんたなんか論外じゃないか。」

和  「静かにせよ、・・・ここより立ち入る事ならぬ。」

そういい残し、和は社の奥へ歩いていった。

難田 「おい!、追うぞ!。」

橘  「・・・駄目だ。」

難田 「なんで?。」

橘  「あっ足が、・・・」

難田 「え?!、・・・あっ!、足が動かん!。おい!、羅利男、
     おまえ動けるか?。」

そう言って難田は後ろに居る羅利男に声を掛けた。
しかし、返事は無かった。

難田 「おい!、なんとか言え!、・・・」

動かない首を無理に曲げ、振り返ると、羅利男の姿は無かった。

難田 「あっあいつ、・・・何処に消えた?、・・・」

長い洞窟を抜けると、神殿のような所に出た。
その目前に祭壇のような物があり、
その上に景子が横たわっていた。

和は景子に近づいて行った。
そして、景子の頭部に手をかざした。
その手を除々に首、胸、腹、腰、足とかざしていった。

和  「ふうぅぅ〜〜〜、・・・」

和は大きく息を吐くと、目を閉じた。
その顔が変化して、美青年の顔に変っていった。

景子 「うっ、ううん、・・・」

景子の目が少し開いた。

和  「気づいたか、・・・」

景子 「ここは何処?、・・・動けない、・・・」

和  「ぬしは吾と共に、・・・」

そう言うと、美青年の口が耳まで裂けた。

景子 「きゃあぁぁ〜〜〜!、いっいやあぁぁ〜〜〜!」

そこへ羅利男が飛び込んできた。

羅利男「この化け物〜〜!、景子を離せ〜!。」

和  「邪魔をするな!。」

和の腕一振りで羅利男はすっ飛ばされた。

景子 「羅利男さん!。」

景子は起き上がろうともがいた。

和  「邪魔する者は許さんぞ!。」

和はそう叫ぶと羅利男に向かってゆっくりと歩いていった。

羅利男「くっくそ!。」

和は羅利男の胸倉を掴むと、軽々と持ち上げた。

羅利男「くっ、・・・くそ!、・・・」

羅利男の意識が遠のいていった。

景子 「羅利男さん、・・・」

景子の声が羅利男の耳に届いた。

羅利男「けっ景子、・・・」

羅利男の脳裏に、最初に会った時の景子の顔が浮かんだ。
今にも泣きそうな瞳をしていた。
自分がそうさせたのだ。

そう思ったとき、羅利男は後悔した。

羅利男「・・・駄目だ、・・・景子、・・・ごめんよ、・・・」

その頃、ママ達はしめ縄の所に着いていた。

ママ 「あ〜、疲れたぁ〜。これ何?。」

茂  「神社なんかでよく見るね。」

星  「うう〜ん、・・・」

ママ 「どうしたの?、星さん、大丈夫?。」

星  「・・・なっ、・・・なにか、・・・思い出せそうなんだけど、・・・」

茂  「中へ入ってみようよ。」

星  「駄目!、この中に入っては駄目、・・・」

茂  「え?、どうして?。だって、なにか思い出せそうなんでしょ。」

そう言って、茂はしめ縄を飛び越えて中に入った。

茂  「うわあぁぁぁ〜〜〜!。」

その途端に茂は崖から落ちた。
落ちる途中、何度も木々に引っ掛かり、底に着いた頃は落下速度は
かなり軽減していた。

周囲は暗かった。

茂  「ここは何処?。」

鬼  「何者だ!。」

茂の前に角を生やした大きな鬼が現れた。

茂  「あわわわ、・・・あっ怪しい者ではありません、・・・」

鬼  「十分に怪しい奴だ!、これでも食らえ!。」

そう言うと鬼は茂に向かって金棒を打ち下ろした。
金棒は茂の足を砕いた。

茂  「ぎゃあぁぁぁ!。」

余りの痛さに茂は失神した。

ママ 「茂!、起きなさい!、失神してる暇なんて無いわよ!。」

茂  「うっ、・・・う〜ん、・・・はっ!。」

星  「あ〜ら、目が覚めたみたいね。」

茂は跳ね起きた。

茂  「うわあああ、おっ鬼!。」

星  「・・・なんですって!、誰が鬼よ!、誰が!。
    ったく、失礼しちゃうわね、・・・プンプン!。」

茂  「違うよ!、鬼が居たんだ、鬼が、・・・僕の足を、・・・
    あれ?、・・・なんともない、・・・」

ママ 「なに寝ぼけてるの。あんた、このしめ縄に引っ掛かって、転んで、
    気を失ってたのよ。」

茂  「気を失ってた?、・・・」

星  「そうよ、・・・もっと慎重に行動しなくっちゃね。」

ママ 「でもねぇ、・・・ここに居てもしょうがないし、・・・」

星  「虎子を得ずんば、虎穴に入れ、ね。・・・いいわ、入ってみましょ。」

三人は恐る恐る、中に入った。

ママ 「・・・今のところ、大丈夫なようね。」

茂  「うん、・・・星さんは?。」

ママ 「うわ!、・・・ほっ星、・・・さん?、・・・」

茂  「ええ!?、・・・え、・・・ほっ星、・・・姉さん?。」

星は初老の労働者風の容姿から、若い美しい娘に変っていた。

                                    

                            つづく^^

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